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家族葬の服装は何がいい?身内だけでもカジュアルな私服はNG?

  • 7月29日
  • 読了時間: 8分

更新日:6 日前

家族葬は、家族や親しい親族・知人など、限られた人だけで故人を見送る葬儀形式です。一般葬と比べて参列者が少ないことから、「身内だけなら服装は自由でもいいのではないか」と考える人も多くいるでしょう。


しかし、家族葬であっても故人を弔う場であることに変わりはなく、基本的な服装のマナーを守ることが大切です。喪主と参列者では適した服装が異なるほか、平服を指定された場合にも気を付けたいポイントがあります。


そこで今回は、喪服の主な種類や家族葬における立場別の服装の選び方、服装以外で気を付けたいマナーについて詳しく紹介します。


▼お気軽にご相談ください


目次








1. 喪服の3つの種類



家族葬は身内だけで執り行われることが多い葬儀ですが、「家族だけだから私服でも問題ない」というわけではありません。一般葬と同様に、喪主・参列者ともに喪服を着用するのが基本的なマナーです。


ただし、喪服と一口に言っても「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があり、それぞれ格式や着用する人、適した場面が異なります。


家族葬では喪主や参列者の多くが準喪服を着用しますが、「平服でお越しください」と案内があった場合には略喪服を選ぶのが一般的です。


ここからは、喪服の3つの種類について詳しく説明します。故人や遺族に失礼のないよう、それぞれの違いを理解しておきましょう。



1-1. 正喪服


正喪服は、3種類の中で最も格式が高い喪服です。本来は喪主や遺族など、葬儀を執り行う立場の人が着用する正式な礼装とされています。


男性の場合は黒のモーニングコートや黒紋付羽織袴、女性の場合は黒無地の着物(黒紋付)やブラックフォーマルが正喪服に該当します。


現在では家族葬を含め、多くの葬儀で喪主も準喪服を着用するケースが増えており、正喪服を必ず用意しなければならないわけではありません。ただし、格式を重んじる葬儀や一周忌までの法要などでは着用が求められる場合もあります。



1-2. 準喪服


準喪服は、現在の葬儀で最も一般的に着用されている喪服です。家族葬では、喪主・遺族・参列者を問わず、準喪服を着用するケースが多く見られます。


男性は黒無地のブラックスーツに白無地のワイシャツ、黒のネクタイを合わせるのが基本です。女性は黒のワンピースやアンサンブル、パンツスーツなどのブラックフォーマルを着用します。いずれも光沢や華美な装飾のないデザインを選ぶことが大切です。


通夜・告別式・法要など幅広い場面で着用できるため、「とりあえず一着だけでも喪服を用意しておきたい」というケースではよく選ばれます。



1-3. 略喪服


略喪服は、正喪服・準喪服よりも格式を抑えた喪服です。小規模な家族葬に参列する場合や、弔問、三回忌以降の法要などで着用されます。


男性はダークグレーや濃紺など落ち着いた色のダークスーツ、女性は黒や濃紺、ダークグレーのワンピースやスーツなどが一般的です。


なお、子どもの場合は学校の制服が正式な礼装とされています。制服がない場合は、黒・紺・グレーなど落ち着いた色合いの服装を選ぶのが基本です。また、赤ちゃんについても、華美な装飾のないシンプルで落ち着いた色味の服装を心掛ければ問題ありません。



2. 家族葬の服装は何がいい?



家族葬の場合、事前に「平服でお越しください」と案内されるケースも多くあります。しかし、平服は普段着を意味するわけではないため、Tシャツやジーンズ、スニーカーなどのカジュアルな服装は避けましょう。


家族葬では、立場や喪家からの案内内容によって適した喪服の種類が異なります。ここからは、「喪主」「参列者」「平服の指定があった場合」の3パターンに分けて、家族葬にふさわしい服装を紹介します。



2-1. 喪主は「準喪服」が一般的


本来、喪主は最も格式の高い「正喪服」を着用するのが正式なマナーとされています。しかし、近年では家族葬に限らず、多くの葬儀で喪主も準喪服を着用するケースが一般的です。


そのため、家族葬では男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルなどの準喪服を選べば問題ありません。格式を重視する葬儀や遺族の意向によっては正喪服を着用する場合もありますが、迷った際は親族や葬儀社へ確認すると安心です。



2-2. 参列者も「準喪服」が一般的


家族葬の参列者も、準喪服を着用するのが一般的です。男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルを着用し、光沢のある素材や華美なデザインは避けましょう。


また、参列者が喪主よりも格式の高い服装をすることはマナー上好ましくありません。そのため、喪主が準喪服であれば、参列者も同じく準喪服を選ぶのが基本です。身内だけの家族葬であっても、故人や遺族への敬意を表す装いを心掛けましょう。



2-3. カジュアルな服装や平服を指定された場合は「略喪服」を着用する


家族葬では、「カジュアルな服装でお越しください」「平服でお越しください」と案内されることがあります。この場合に着用するのは、普段着ではなく略喪服です。


男女ともに黒・濃紺・ダークグレーのスーツまたはワンピースなど、落ち着いた色合いで装飾の少ないシンプルな服装を心がけましょう。Tシャツやジーンズ、スニーカーなどのラフな服装や、明るい色・派手な柄物は避けるのがマナーです。


なお、服装の指定に迷った場合は、自分だけで判断せず、喪主や遺族へ事前に確認しておくと安心です。



3. 家族葬の際に気を付けておきたい服装以外のマナー


家族葬では服装だけでなく、靴やカバン、アクセサリー、身だしなみまで含めて故人や遺族への敬意を表すことが大切です。


次に、家族葬で押さえておくべき服装以外の基本的なマナーについて詳しく紹介します。



3-1. 靴


家族葬では、男女ともに黒色で光沢のないシンプルな靴を選ぶのが基本です。


男性は黒の革靴、女性は黒のパンプスが一般的で、エナメル素材や金具・リボンなど装飾が目立つものは避けましょう。また、女性のヒールは3~5cm程度の高さが適しており、ピンヒールや厚底、オープントゥの靴は弔事にはふさわしくありません。


スニーカーやサンダル、ブーツなどもカジュアルな印象を与えるため、家族葬であっても避けるのがマナーです。



3-2. カバン


カバンも、黒色で装飾の少ないシンプルなものを選びましょう。


布製のフォーマルバッグが最も適していますが、光沢の少ない革製であれば問題ない場合もあります。一方で、エナメル素材やアニマル柄、ブランドロゴが大きく入ったものは控えるのが無難です。


荷物が多い場合は、必要な荷物を入れたサブバッグを用意し、フォーマルバッグと使い分けると見た目も整います。



3-3. アクセサリー


アクセサリーは、できるだけ控えめにすることが基本です。結婚指輪は着用したままで問題ありませんが、それ以外の華美なアクセサリーは基本的に控えましょう。


また、ネックレスを身に着ける場合は、一連のパールネックレスが一般的とされており、二連・三連のものは「不幸が重なる」ことを連想させるため避けるのがマナーです。


ピアスやイヤリング、時計などその他のアクセサリーも同様に、小ぶりな一粒パールなどシンプルなデザインであれば着用できます。できる限り華美なデザインや目立つ色は避け、シンプルなものを選ぶようにしましょう。



3-4. その他身だしなみ


家族葬に参列する場合は、服装や靴、カバン、アクセサリーのほか、髪型やメイク、香りにも配慮することが大切です。


髪が長い場合は低い位置でまとめ、派手なヘアアクセサリーは避けましょう。髪飾りを使用する場合は、黒色で装飾の少ないものが適しています。


メイクはナチュラルに仕上げ、ラメや濃いアイシャドウ、鮮やかな口紅など華やかな印象になるものは控えるのが基本です。また、香水も強い香りは周囲の方の迷惑になる可能性があるため、使用は控えることをおすすめします。


服装だけでなく細かな身だしなみにも気を配ることで、故人や遺族への敬意を自然な形で表すことができます。



4. 家族葬の服装に関するよくある質問(Q&A)



最後に、家族葬の服装に関するよくある質問をQ&A形式で解説します。


Q1. 喪服がない場合はどうすればいい?


喪服を持っていない場合は、まず喪主や遺族に略喪服でも問題ないか確認してみましょう。しかし、喪服は1セットあれば今後の葬儀や法要でも幅広く着用できるため、時間に余裕がある場合は近くのスーツ量販店や百貨店、ネット通販などで準喪服を購入しておくと安心です。


Q2. 「カジュアルでもいい」と言われても私服はNG?


たとえ「カジュアルな服でお越しください」という案内があっても、Tシャツやジーンズなどの普段着は避けるのが基本です。黒・濃紺・ダークグレーなど落ち着いた色合いで、装飾の少ない服装を選び、華美な印象にならないよう心掛けましょう。



まとめ


家族葬では、身内だけで執り行う場合でも喪服を着用するのが基本です。喪服には正喪服・準喪服・略喪服の3種類があり、立場や喪家からの案内内容によって適した服装が異なります。また、靴やカバン、アクセサリー、身だしなみにも配慮することで、故人や遺族への敬意を表すことができます。


「鈴鹿市民 安置・家族葬ホール りん」では、家族一人ひとりの希望・予算に寄り添った家族葬プランをご用意しています。24時間365日体制でご相談を受け付けており、ご安置からご葬儀まで安心してお任せいただけます。家族葬をご検討中の方や、費用・流れなどについて不安がある方は、お気軽にお問い合わせください。


監修者 1級葬祭ディレクター  浜崎 克哉


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